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 去年9月、宝塚歌劇団の宙組に所属していた俳優の女性(25)が死亡し、遺族が上級生からのパワハラがあったとして謝罪を求め、劇団側と協議を続けてきました。  28日、劇団側が「遺族の要求を受け入れ謝罪したため、遺族側と劇団側が合意に達した」と発表しました。  劇団側は亡くなった女性に対して、上級生がヘアアイロンでやけどを負わせたことや、人格否定のような言葉を浴びせたことなど、14の行為をパワハラと認めたということです。  会見では、女性の母親の手記が読み上げられました。 亡くなった女性の母親の手記 「一切パワハラは無かったと主張された劇団が、多くのパワハラを認め、本日ようやく調印となりました。言葉では言い表せない、たくさんの複雑な想いがあります。娘に会いたい。生きていてほしかったです」  また、合意書調印の場には、阪急阪神ホールディングスの角和夫会長も同席し、遺族に直接謝罪しました。  「パワハラ行為に関わった」とされる上級生ら6人の謝罪文を手渡したということです。 (「グッド!モーニング」2024年3月29日放送分より)
「生きていてほしかった」死亡女性の母親手記…宝塚歌劇団 14のパワハラ認め謝罪